朝が来る📕✨辻村深月…読書記録
辻村深月さんの、朝が来る…
読み終わりました📕✨
わたしの個人的な感想&読書記録として、こちらに書かせて頂きました。
まず、読み終わった後の、“虚しさ”や“モヤモヤ感”の残らない、
心に安堵と、明るい未来が想像出来たラストシーンでした。
本の内容のほとんどが、
自分の子供を養子に出さなければならなかった、少女“ひかり”の物語です。
なぜ、そうなってしまったのか。
ひかりが何を思っていたのか。
わたしの想像を遥かに超えた、リアルなストーリーでした…
ひかりの親の言動に、自分を重ねて読んでいました。
また、ひかりの気持ちに寄り添える自分もいました…
わたしはちゃんと、ナツとみぃさんを見てたかな?
世間体を気にしたり、自分の希望でものを言ってなかったかな?
…自分の今までの子育てを振り返りながら、読んでいて苦しくもなりました。
1番印象に残ったページ…
覚えていよう、と。
逃げることも、育てることも、この子の誕生日を祝うこともない代わりに、覚えていよう。
この子と今日、一緒に、すごくきれいな空を見たことを。
本には記されていない、ひかりの未来が幸せでありますように✨